2022年度ミツバツツジの植栽イベント
3月10日(金) 13時~
滝の家周辺にてミツバツツジの苗の植栽イベントを行いました。
今年も井之頭小中学校の先生・生徒の皆さまにご協力をいただいております。
また、苗は富士市の神尾農園さまにご用意いただいております。
開会式の様子。
奥の建物が滝の家です。
陣馬の滝に向かう道の右手にあります。
お祭りや寄り合い処など、地域のイベント等で利用される建物です。
今年は、近年整備されたばかりの滝の家の駐車場と歩道の間に植栽することになりました。
植栽方法の説明中。
植栽の様子。
苗から少し離れた所をしっかり踏み固めてくれています。
井之頭小中学校の生徒の皆さんは、本当に、びっくりするぐらい課外活動に慣れていらっしゃいます。一緒に植栽している会員に、分からないことを質問したり、土を掘る道具を貸し合ったりなど。大人にも物怖じせず頼もしく感じます。
ミツバツツジの成長は、とてもゆっくりなのですが、何十年も先を見越し、必ず約2mは離して植栽しています。
奥に見えている駐車場は陣馬の滝の駐車場です。
春に陣馬の滝を訪れる方は、ミツバツツジが咲いている所が見られるかもしれません。
ミツバツツジの植栽イベントは、NPO会員のがんばりだけでできるものではありません。
植栽にご理解くださる地域の皆さま、植栽作業にご協力くださる小中学校の皆さま、苗をご準備くださる神尾農園さま、植栽に係わる全ての方に心より感謝を申し上げます。
今回植栽されたミツバツツジが、長く長く愛されるようになりますように。
ワサビの生産に挑戦!!!
朝霧高原の茅場地帯を下っていくと猪之頭地区があり、水が豊富な土地であるため、ワサビ作りが盛んに行われてきました。
水が豊富なのは茅場の保水力も関係していると言われています。
しかし近年、水量が減って来ていること、後継者不足などから、放置されるワサビ田が増えてきました。
そこで、当法人の収益源としてワサビ作りをしてはという提案が定例会でなされ、挑戦してみることになりました。
ワサビ田の整備の様子↓
初めて見る人は驚いたかもしれません。
そうなんです、土のある畑ではなく、水田?です。
“ワサビ田(だ)”と言います。
ワサビの栽培方法は大きく2つ、湧水などを利用する「水栽培」と畑で育てる「畑栽培」があるそうです。
猪之頭地区で行われているのは水栽培なんですね。
20本ほどワサビの苗を植えました。
こちらは試験的に植えたものですが、収穫は早くて2年後(!)とのこと。
近い内に水量調査を予定しています。
それにしても、写真を通してみると改めて、緑多く自然が豊かな場所だなと、しみじみします。
いや~本当に良いところ・・・
茅刈り講習会
2022年12月10日、茅刈り講習会が行われました。
講習会は、様々な団体が所属する朝霧高原活性化委員会によるものです。当NPO法人も参加しています。
参加者は地元の方を含め15人ほど。
茅の刈り方を教えてもらえます。
以前参加した時の話ですが、講習を受けずとも茅刈りばっちり!な年配の方が何名もいらっしゃいました。
理由を伺うと、小さい頃には茅刈りをよくされていたとのこと。
「昔は誰でも茅刈りや茅葺き作業をしたもんだよ」というお話をしてくださり、茅刈りは生活の一部だったんだなと感じたのを覚えています。
茅場を守っていくためにも、こういった活動を通じて、茅を身近に感じてくださる方が増えると良いなと思います。
第9回あさぎり芸術祭の様子


芸術祭は2日間。今回は太鼓や演奏会がないのがちょっと寂しい…次回開催の際は感染症が収束していて欲しいものです。


近隣の施設に通う方たちが、お散歩がてら来てくださったのですが、


富士宮市のHP:http://www.city.fujinomiya.lg.jp/sp/citizen/visuf80000021d6g.html
様々な状況が変化する中、作者の皆さまのご協力と、スタッフのがんばりで数年ぶりに芸術祭が開催でき、温かい気持ちでいっぱいです。
今から次回開催が楽しみです♪
第9回あさぎり芸術祭のお知らせ
久しぶりにあさぎり芸術祭が復活!!
陶芸や小中学生の作品など、地元住人の力作が並びます。ぜひ遊びに来てくださいませ♪
開催日:10月9日(日)~10月10日(月)
時 間:10月9日(日) 9:00~16:00
10月10日(月) 9:00~15:00
会 場:井之頭区民館
お願い:☆入場時にマスクの着用をお願いいたします
☆受付にて検温と手の消毒をお願いいたします
ミツバツツジの植栽活動
ミツバツツジの里作り活動を3月に行いました。
この活動は、今年で10年目です。
今まで続けて来られたのは、ミツバツツジの苗を植栽させていただいた土地の所有者の皆さま、植栽に協力してくださる小中学校や地元の皆さま、苗をご用意してくださる神尾農園さま、市の補助金担当者さまなど、関係者全員の皆さまのおかげです。
心より、感謝しております。
(もちろん!自分たちもがんばりました…!)
◆植栽活動の様子◆
小学6年生・中学3年生の皆さまにとっては、卒業前の記念になっていれば良いな
この10年間の活動で、植栽したり、配布したりしたミツバツツジの苗の本数は、累計564本にのぼります。
10年前、このあたりのミツバツツジは、枯れたり盗まれたりして減っていっていました。
でも、この植栽活動によって、「ミツバツツジの里」と呼ばれていた風景をかなり取り戻せて来ているのではと思います・・・!
住む人にとっても、訪れる人にとっても、なんか良いな~と、感じていただけていればうれしいです。
茅刈りin朝霧高原
今年は2月から茅刈り開始です。
茅刈りはやっぱり、シチュエーションが最高です。
富士山と青空、茅場と茅たちが風に揺れる音、
寒いですが解放感たっぷり^^
茅場でかくれんぼしたら簡単に隠れられそう。
茅は成分にガラス質が入っているらしく、鎌によってはすぐ切れなくなります。
理事長は時折刃を研ぎながら作業をしていました。
3人で2時間半、中ぐらいの束が9束できました。
(筆者はがんばって2束…)
朝霧高原の大切な水資源保全の活動であると共に、
NPO活動の大切な資金を得るための活動でもあるので、
引き続き茅刈りをがんばります。
新たな提案
11月度定例会にて、会員より、生活支援隊計画(案)が出されました。
過疎化が進んでいる地域では多い課題かと思いますが、
老老介護のお宅や、一人暮らしのお年寄りがこの辺りの地域も多く、
日々の暮らしでの困りごとが増えてきました。
例えば、日用品の買い出しや、電球の取り換え、
庭の草むしり、重い家具の配置換えなどです。
そこで、生活支援隊(仮)を作って、困りごとを解決できるような
仕組みを作っては、というご提案でした。
出席者からも前向きな意見が多く、少しずつ形にしていけたらと
計画を練っていくことになりました。
他にも、ワサビの栽培や地域の漬物製造の手伝いなども
提案で出ています^^
ミツバツツジのいろいろ
ミツバツツジの植栽活動の記録
あまり元気がないミツバツツジの根本を見てみると、虫に食われた後がありました。
他のミツバツツジは大丈夫か、チェックしていきます。
こちらは初年度(か、2年目?)に植えたミツバツツジ。苗はじっくり大きくなっていっています。
遠照寺に植えた苗の中には、白い花のミツバツツジも。写真だと、奥にあるピンクの花の苗よりも、白の方がよく見えますね。